nimem’s blog

雑念の墓場

ゲーム入門、今冬やったゲームたち

ゲームをやろうと思って有名どころや興味持ったタイトル買った。無料のものも含む。

・APEX
バトロワシューティングの有名タイトル。はじめてまともにやったFPS。一ヶ月くらいはまった。ぜんぜんうまくならなかったけどおもしろかった。

ポケモン剣盾
冬てか夏に買って一ヶ月くらいランクマやってた。マスター上がるくらいまでだけどおもしろかった。色違い厳選もやってみた。確率に時間を費やすのギャンブルぽくて非日常でよき。現実逃避だけど。

どう森
あまりはまらなかった。どっかブラックユーモア感じるシステムだと思った。動物網でなぐれるシステムなのにもたまたま気がついて驚いた。

・原神
二ヶ月くらいはまった。かなり課金した。がっつりソシャゲだった。女性をメイン・ターゲットにしてるゲームなのかなって印象は受けた。男はサブターゲットていうか。まあ男はたまに可愛い萌えぽいキャラだしとけば釣れるだろ的な印象。まあつられるんだけどね。

・ライザのアトリエ
原神の元ネタってこの辺だよなと思って買ってやってみたけど、システムのUIのパチスロ感が苦手だし、そんなにはまらなかった。女の子の太ももやデザインが、パチスロよろしくあざとすぎる気もする。

・魔女迷宮
新ジャンル開拓だってやりはじめたけど、どうもこの手のRPGは苦手みたい。主人公の女の子の声は好きだったな。あと物語にふつうにエロ入ってきて好印象。ただ作業っぽい迷宮攻略のモチベになるだけの物語ってわけじゃないかな。

ゼルダ、ブレスオブワールド
いわずとしれたオープンワールド。あまりはまらなかった。料理の効果音すごい中毒性あるね。

FF14
ゲームシステムの作り込みはさすがといったところ。MMOにハマるかなと思ったけどはまらなかった。どうもRPGってぼくにはハマらないみたい。

PSO2
戦闘スタイリッシュでいいね。弓と刀で闘う侍ぽいクラスでやってた。一週間くらいはまってずっとレベリングしてた。ただMMO全般に言えるんだけど、それして何になるのだ的な虚無に陥ってやめた。虚無が快楽をうわまわるというか。あとこのゲームもどっかパチスロっぽいデザインだった。キャラとかやけにメカめかしい。男性メインぽいな。あと声優すごく豪華でびっくりする。調べたらアニメもあったらしい。無課金でもふつうにフェアに楽しめるよきゲームだと思ったな。

・ニーア
1週目だけやった。音楽すごい。悪役がスクエニぽかった。2Bエロいね。よき。ただ弾幕シューティングがあまり好きじゃないのと、育成要素があまりないのがあっさりしてる。ミッションやり直しとかできないし、レベリング不要だし。まあソシャゲじゃないし、それくらいのバッサリさが売りのコンシューマ向けのゲームなんだろうけど。戦闘の快感たるや、すさまじい。ジャスト回避の効果音中毒性ある。武器エロい。

・ぷりコネ
ソシャゲってなんぞやと思ってやってみた。ガチャとソシャゲの代名詞的な有名タイトル。アメーバピグを彷彿とさせるギルド?システムがあった。ガチャ限リセマラをひさしぶりにやった。リセマラって、てかガチャを引くのって快感だよね。ランク20?くらいのすべてのゲームシステムが解放されるまでやった。なるほどこういうゲームなのかと理解してやめた。これはまったらドツボだわ笑。でもこのゲームのキャラのために課金して、そのために働くっていう生活って快楽として完結してて良きだと思ったな。下手に絶望して俯くぐらいならソシャゲで上向いて楽しい生活ってのも悪くない。まあ哲学者に言わせれば「奴隷道徳」なんだろうけどさ。

・コードヴェイン
実況は見たことあった。いわゆるダークな死にゲー。ダクソとかそっちなのかなジャンルとしては。あまりはまらなかった。武器、あまりえろくない。てかこういうダークなゲーム、任天堂にあまりないなと思った。路線がちがうのかな。

COD cold war
最近もやってる。楽しい。APEXほど長くないし個人競技だしさくっとできるし楽しい。ただすごいむずかしいのと、自分の弱さがはっきりわかる。それも楽しい。

・モンハン
3rdG以来。まあたぶんハマらないだろうと思ってたけどやっぱりはまらなかった。なんだろ、モンハンってあまりワクワクしないタイプの人間なのかな。モンスターっていうもの対して魅力を感じないというかな。斬撃や撃破の快感を感じない。なんでだろ。

 

こんなところかな。今年の後半は集中的にゲームをやった。ゲームに生きる意味や価値を見出せるんじゃないかって希望を追求したかった。だから純粋にゲームが好きでやったってわけじゃない。もともとぼくはゲームってそれほど好きじゃない。べつに嫌いじゃないんだけど、学生時代もぜんぜんゲームやってない。

リアルな生活が空虚だからゲームで補完しようって発想にしっくりくるのは、やっぱりソシャゲだったな。リアリティに金をかけて充実させるのではなくて、ゲーム内のキャラなり自己の分身なりに金をかけて充実させるわけだからね。リアルとはべつの場での向上が未来への希望につながるわけで、あたらしいイベントなりキャラ実装なりアイテム実装なりを心待ちにして生きていく、そのためにお金を稼いでくる、そういう生活スタイルがソシャゲガチ勢?廃人たちの生き方なんだと思う。で、金や課金ではなくて、時間を注ぎ込むことでゲーム内での向上をはかるのが月極タイプのMMOだとおもう。レベリングとか装備とかを充実させるのは、課金やガチャとはちがって純粋に時間のやり込みだし。

アペもポケモンも、基本的にランクマッチって概念で順位を高めていくのもプレイヤースキルを向上させることでゲーム内世界での地位上昇の快感を味わうってことだと思う。課金や時間が主たる変数になってるのとはちがって、このあたりはpsメインなんだね。FPSとかいわゆるeスポーツが成立するのはここだろうなと思う。まあ「スポーツ」って呼び方は語源とだいぶ違う気もするけど、プレイヤーのセンスやスキルを伸ばすのに主眼が置かれてるのはソシャゲやMMOとはちがうとこだとおもう。

だからゲームは1)ガチャ、確率、課金、2)時間、3)PSの三要素を変数にとったリアルとはべつの次元の世界での地位向上の快感を味わうものだってのがぼくなりのまとめかな。リアルな金やら時間やらをゲーム内のシステムに注ぎ込むことで、リアルでは抵抗の大きな地位向上をさくっとシミュレーションできるもの。

 

ゲーム内のルールなりアイテムの効果なりの決定権は運営にあるわけで、プライヤーが自由に操作できないってのはおおきな気づきだったな。あたりまえのことだけど、これがかなりでかい。あとゲーム内の世界は閉じてる。その内部でやれることはかぎられているわけで、無限の可能性があるわけじゃない。アップデートで世界を拡張できるわけじゃなくて、ゲーム性っていうひとつの公理体系の拡張にすぎない。ひとつのゲームが人生のエンドコンテンツになることができないのはここに原因があると思う。このゲームやってれば一生が終わっちゃうよってほどの巨大さはゲームにはない(少なくともぼくにとっては)。かならず飽きがくるし、ゲーム内でやれることがやりつくされるときがくる。ひとがアイテムなりキャラなりを追加しなくちゃいけないわけで、勝手に「発見」されるなんてことはないわけだし。

ゲームが人生のメインコンテンツになりうるのか?って点についてはいまのところならないような気がぼくのなかではしてる。ぼくはゲームに愛を注いで生きていけるのか?って考えたとき、やっぱそんなに没入できないなって答えが返ってきちゃう。

ただまだまだゲームの世界は広いので、来年もとい今年はゲーミングPCを買ってマイナーなゲームをディぐるというのがいちおうの目標。

どうのこうの言って音楽や本ほどの巨大さがゲームにはない気がしてる。抽象性とオープン性ではゲームって音楽や本には勝てないから。あとじぶんひとりでさくっとつくれるって点でも音楽や物語は強いのかな。ゲームってつくれるのか実際にやったことないからやってみるのもよきかも。